昨日のラン

随分前に書いたことがあるけど

デブの坊が僕の後ろにぴったりとつけて走る
という、ふざけた行為があったが

昨日、公園に着いて走り出そうとすると
目の前を走り去る二人が目に入った

１人は柴田さん
（↑ 僕が勝手に付けた毎日走っている人のあだ名）

もう１人はデブの坊

柴田さんの後ろに
デブの坊がぴったりとつけて走っている

柴田さんとデブの坊の関係を僕は知らないので
二人がどう走ろうといいのだが

僕の時と同じように

デブの坊がわざと柴田さんをペースメーカーにして
ぴったりついて走っているのではないかと思うと
気持ち悪くて仕方がない

そして僕が走り出す

僕はキロ６分オーバーで走り出した

喘息が出るのを嫌って
３Ｋｍまでゆっくり走りながら
体を温めることにした

その間に、柴田さんはいなくなっていて
デブの坊が後ろから
明らかに僕よりも速いペースで
僕を抜いて行った

さっさと視界から消えてくれればいいのに
と思いながら走っていると

僕を抜き去ったペースよりも
明らかに遅く走り始めるデブの坊

僕は徐々にペースを上げているが
僕を抜き去ったデブの坊の速さの方が
明らかに速いペースだった

ジリジリと前を走るデブの坊と距離が縮まってくる

これが本当に気持ち悪い

しかし彼は明らかにペースダウンしてくる

仕方がないので
随分外側から僕は彼を追い抜く

２００Ｍくらい走ったところで
インコースへ寄って行く

しばし走っていると
シャカシャカいう音が聞こえるので

デブの坊が後ろについているように感じる

僕のペースは彼を抜き去る時よりも
さらに幾分か速いペースなので

彼が意図的にペースを上げない限り
僕と同じペースになるはずがないのだ

普段は全くやらないが
僕は後ろを振り向く

すぐ右後ろに
デブの坊がいる

僕は大きな声で
デブの坊に言った

気持ち悪いから
後ろに付かないでよ！

ちょっと言い方が優しかったな

気持ち悪いから
後ろに付くんじゃねーよ！
と言えばよかったと思ったｗ

彼は

本当に気持ち悪い笑みで

えへへ
すみませーん

と言って僕を抜かしていった

あの笑った顔が
本当に
本当に
本当に

気持ち悪い！！！

その後彼はペースアップできず
またまた僕との距離が縮まり

僕は外側から彼を追い抜いてからは
いつの間にか彼はいなくなっていた

最近は人に何かを言うと
逆恨みされる時代だから
僕だって言いたいとは思わない

しかし
あからさまに不快なことを
無神経にやる人に
注意もできない人間も同類であると
僕は考える

誰だって注意するのは
気分が悪く、やりたくないものだ

彼は自分がしていることが
相手に不快感を与えているとは思っていない

だから、ペースメーカとして使って遊ぶ

そんな彼に
誰も注意しなければ
いつまで経っても同じことの繰り返し

仕事でもそうだが
人に反感を買う注意を
ひるまずにするには
勇気と実行力が必要だ

最近も仕事で従業員を叱責したが
僕が誰かに注意することなど
滅多にない

うちの会社の従業員は
もう数十年働いている人たちなので
それほど注意するべきことはない

それでも稀に
こんな仕事やってたらダメでしょ？
と感じるような仕事やっているときは

わざと、凄みをもってどぎつく注意するのだ

注意とは
緻密に計算してやるものだ

感情的に
腹が立ったから注意する
のではなく

どのような顔つきで
どのような言葉を使って
どの程度深刻さを伝えられるかを
緻密に緻密に計算して

そして
怒る
注意する

一発で改善してもらえるように
凄みをもって注意しなければならない

僕はいつだって
誰かとの摩擦は嫌いだ

穏やかに毎日を過ごしたい

でも
適切な注意をできない人間は
僕はダメな人間だと思うから

僕自身も
すごく嫌な思いをして
おかしいだろう
と思うことに対しては注意をする

昨日は本当に嫌な思いをしたランニングだった

しかし、彼はもう僕に付いてくることはないだろう

逆恨みされると困るが
僕も人を見ているので
彼はそこまでではないだろう
（おそらくｗ）

世の中には
本当に
どうしようもない人間がいるものだな～