40代からのアコギ習得への道

音楽・楽器経験ゼロからアコースティックギターを始めます&ランニングも!

(雑談) 異物を飲み込め の意味

以前に





たった一人の熱狂



という本について触れたが





このわざとらしい汚いはさておき
1/3くらい読んでいたものの
その後、止まっていたので
さっき先を読み始めた





【 異物を飲み込め 】


という話を書いているが
そこにこう書いてある




~~~
少なくとも、銀色夏生と僕の価値観は全く違う。
あくまでも価値観が相違しているだけであって
不愉快とか嫌いと感じるのは筋違いだ。


銀色夏生という異物と妥協するのではなく
異物を丸ごと飲み込んでしまえばいい。
そう思った瞬間
一度は腹を立てた彼女にまた会いに行けると思ったのだ



~~~
異物のような表現者と出会ったときに
「嫌いなものは食べられない」
と拒むようでは編集者の仕事は面白くない。


妥協して付き合うのではなく
異物はガリガリと噛み砕き
ゴクリと飲み込む。


異物を飲み込めない人に進化はないと思うのだ。


~~~





これ
ひどく当り前のことだが
これを”意図的にする人”
僕は僕の周りで見たことがない




そもそもが自分以外はすべて他人であり
すべて自分とは価値観の違う人だ





何も得られそうにない他人なら
付き合う必要がないので
その場合は、あんた嫌いだから付き合わない、でよかろう





しかし
この
あんた嫌い
をどんな場面でも自動的に発動される多くの人は




そもそも、進化したいという強い気持ち
全くない





これは恋愛にも同じことが当てはまるが



人はまず初めに
自分の価値観で好きと思える他人を好きになる




当然そんな部分は一握りしかないから
付き合えば、好きじゃない部分を多く見ることになり
好きな部分より
圧倒的に嫌いな部分が多いからサヨウナラとなる




こういう人はそもそも終わっていて
一生同じことの繰り返し





少々話が脱線するが



世の中、2組に1組が離婚する
というのはよく見る離婚率のやつだ



一方で
離婚はしていないが
夫婦間が親密で絶大な信頼でつながっているという夫婦は
この離婚していない半分の夫婦の内
どれくらいいるだろうか?




根拠もソースもない
恐らく20%もいればいい方だろう




ということは、全体を10組とすると
離婚していない夫婦50% → 5組
離婚していなく、夫婦間が極めて良好な夫婦20% → 1組




となる




つまりは
世間に存在する”成功している夫婦”とは
実は10%しか存在していない



90%は結婚に失敗していると断言できる




これ
何を言いたいかというと




10%の夫婦はどういった人間性を持つ人なのか?
というのを想像する必要があるということ





ほとんどすべての価値観が同じで
毎日が永遠にラブラブなの~
ってのは
恐らく残った10%の内の0.1%くらいしかないだろう




つまりは
残った10組の人たちは




合わない部分を
”妥協するのではなく”
しょうがないから、飲み込んじゃう

というのを
”自動的にできる人”たち






合わない部分はその都度腹が立つ
人は1mmも変われない

だからその腹が立つ合わない部分は
腹が立つ!と言葉にして言い合いをすれば
その後、自動的に飲み込まれてしまうのだ







これは
消化されるんじゃない
妥協しているでもない




これを理解できる人は相当に少ない






これができると何がいいのか?




悪い部分をうまく処理できるので
今度はいい部分の愛おしさが増してくる








あなたって本当に最低な人ね!

あなたって本当に素敵な人ね!



が両立するわけだ








異物は異物でしかない



異物は1mmも変えられない





しかし
きらりと光る素晴らしいものを
その人が持っているなら

その人がもつ多くのムカツク性格は
都度腹を立てながら
飲み込んでしまえる人は




その人がもつきらりと光る素晴らしいものと
一生付き合い続けられるわけだ





異物は
・変えようとするでなく
・変わるものではなく
・そのまま飲み込むことでしか処理できない





これをできない人は
自らがその人から逃げ出していくから
結局、誰とも付き合えない、ということになる








結果がすべて






きらりと光る異物を
飲み込めない人に
残るものなし




そういうお話でした


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