40代からのアコギ習得への道

音楽・楽器経験ゼロからアコースティックギターを始めます&ランニングも!

(雑談) やり始めこそ、一気に

先日、久しぶりに友人と会って
色々話したのだが



いくらか出る仕事の話で
彼はIT企業に勤めて20数年




昔は短納期が重要な課題だったが
今では時代が
”緩さを許容”していて





いつまでに完成させる
ではなくて
いつまでに完成させられるか
でスケジュールが決まる、と





これは何を意味しているか?






個人の能力が
格段に落ちている
ということ





こんなことは
もう当たり前のことで
わざわざ文字にする必要もないくらいだ





個人の能力が落ちた
落ちているのは





少しずつ無理せずやりましょう
という文化が広がったためだ






これ
大きな誤りであって
しかし時代はこの誤りを正当化する






やったことがないことを
人にやらせる場合
もしくは自分がやる場合




まず重要なことは




一気にやるよう心がけることだ






やったことがないことだから
少しずつやっていきましょう



と進める人と



やったことがないのに
一気に全体をやり切る人とでは




必ず後者の方が
より速く、正確に仕事ができるようになる





これは仕事だけじゃなく遊びも同じだ





基礎を大事にしましょう



全くその通りなのだが
その基礎は一気に
できるだけ早くやり切ることが必要だ






人の学習能力とは
反復効果が絶大





換言すれば
反復量が少ないと
いつまで経っても
できるようにならない





反復量を増やすとは
一気にやることであるので





一気にやった後で
忘れたことや
理解不足や
スピード不足は
さらに反復することにより
より最短で磨かれていく





一方で
ゆっくりやると
ある程度の全体把握終了までに
より多くの時間を有し






丁寧にやってきたから
よく覚えていて
より正確にできて
そのうち速くできるようにもなる


なんてことはない!








無理をしない



この言葉に時代が支配され
個人の能力がどんどんと衰えていく






僕はその昔20代の時に
教習所に通っていたが
そこは非公認の教習所だった




そこでは通い出してから
その週にいきなり車に乗らされて
運転を始めた





これなんだな

後からそう思った




車のメカニズムを知って
少し車を触って
ちょっとだけ動かしてみて



ではダメなのだ





いきなり運転することが必要であって
当然にして暴走しないように
リスク管理されていれば
いきなり運転して
どんどん慣れていくことが
最短でその技能を習得できる




知識は後でもいいし
同時でもいいが
とにかく、いきなり運転する
これが正解





新入社員教育でもそうだし
ベテランだって新しい仕事をやるときも
できるだけ一気に一度やる





ギターもそう





1日10分の練習で
いつか弾けるようには



ならない





弾けるレベルにもよるが
YOUTUBEで弾き語りを
アップしている人の様に
滑らかに弾きながら歌うなんて




1日数10分の練習や
時には休みましょうなんてやってたら
できるようにはならない





もうそれをいくら説いても
多くの人が付いていけない




そんな時代だ






でも少なからず
それをこなせる人が必ずいるのも事実






そういう人は
世の中にもっと評価されるべきだ





一生懸命やっている
能力の高い人が
時に評価が低かったりする
矛盾や不条理があるが





腐ることなかれ





世の中とは
少し長い時間で評価すれば
必ず能力の高い人は
そうでない人よりも評価されるものだ






圧倒的努力で
努力を放棄した時代の
多くの人を置き去りにしていこう



×

非ログインユーザーとして返信する